国家を挙げて取り組んでいるプロジェクト

現在、日本のキチン研究は2018年に国際会議が関西大学で開かれるなどの実績を残しており、最先端が研究、発表されています。
その日本のキトサン研究の始まりは1970年に日本水産(株)が行ったカニ殻の工業利用がスタートだと言われています。
蟹工船で発生するカニ殻をどのようにして有効活用するのかというところから日本のキチン・キトサン研究は始まっているのです。

そこから日本のキチン・キトサン研究は急速に発展しています。
1977年に開催された第1回国際会議はアメリカのボストンで開催されましたが、現在の日本キチン・キトサン学会の前身である研究室のシンポジウムがは日本の大阪で開催されました。
このように、日本はキチン研究において初期の段階で世界をリードしていたのです。

この流れは政府の力も借りてさらに加速していきます。
農水省「未利用生物資源バイオマス」開発計画が1982年に開催されると、札幌で第2回の国際会議が開催されました。
ここから1985年に文部省の「科学研究費総合研究(B)キチン・キトサン及び関連酵素の基礎・応用研究の新展開」では全国の13大学に助成金が交付されました。
このように、国単位で期待されている事業だということがわかります。